保険ショップで変わる代理店の形態

保険ショップで変わる代理店の形態について

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銀行窓販、ネット販売そして通販ダイレクトに続いて、保険ショップの展開が新たな保険販売チャネルとして注目を集めている。今までの保険の販売は営業スタッフが顧客を訪問する訪問販売から来店型販売によるコンサル対応を重視した販売方式に変化して来た。

 

保険ショップで変わる代理店の形態について

 

乗合代理店からの脱却を図る

 

1996年の保険業法の改正により「乗合代理店」という新たな代理店制度が始まり、多様な業態による保険代理店が営業展開をしている。その中、他の小売業の形態のようにアーケード街などに店を構え、コンサルタントを中心として長時間営業により保険販売をする保険ショップという業態が、新たな保険の販売チャネルとして注目を集めている。

 

既存の保険販売の業態を変え、ショップにおけるコンサルタント販売に軸に、顧客の来店を促して、数社の保険会社の商品を取り揃え、顧客自身により商品を選んでもらうという販売手法をとっている。

 

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全国展開するショップ

 

保険ショップの走りと称される「保険市場」は、現在、31店舗を全国主要都市に展開している。同店の運営については、1995年に創立した株式会社アドバンスクリエイトが行っており、同社では、保険比較サイトとしては日本最大クラスの「保険市場」を2003年にリニューアルし、個人向け保険ショップとして翌年1月に「保険市場」を開設させた。

 

現在では、生保や損保、小額短期といった69社もの商品を、「保険市場」と呼ばれる統一ブランドによるウェブサイトと、来店型の保険ショップにて取扱うと共に、テレマーケティング・コンサルティング営業により販売する「コンサルティングプラザ」も展開している。

 

 

保険ショップ同士で競合が激化する

 

このほか、現在保険ショップとして全国展開をしている会社としては、「保険の窓口」「みんなの保険プラザ」「保険の専門店」などのブランドにて160店舗近い出店をしている株式会社ライフプラザホールディングスや、全国にある有力な代理店との業務提携をし、システム支援を核として全国に130店舗近くの出店している株式会社アイリックコーポレーションなどが挙げられる。

 

チェーン展開による保険ショップは、コンビニエンスストアのような広域多店舗型に限ることなく、地方における特定のエリアを拠点に数店舗を展開するような中堅の会社も多く存在する。損害保険協会のちょうさによれば、損害保険の代理店を全国で経営している数はおよそ20万8000店も存在し、その中で乗合代理店の数は5万店に及ぶ数を占める。

 

また、損保と生保の募集人を兼務する代理店についても5万店あり、更には、保険ショップのような造りの保険カウンターを持つ銀行なども多く、保険ショップ同士による競合も激化の傾向にある。



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