保険会社の格付け評価について

保険会社の格付け評価について

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企業の格付けが今はどこでも行われています。主として投資家向けですが、様々な格付け会社がそれぞれ独自の格付けを行っています。保険会社も国内外の基準を用い、生損保事業全体のリスクや企業毎のリスクを見て格付けがされています。

 

保険会社の格付け評価について

 

総資産、基礎利益、保険金支払余力などの指標

 

大手格付け会社は、各々の生損保会社ごとに、長短期の展望・保険金支払余力などを調査し、格付けを行います。そして定期的に発表しています。生命保険会社の格付けは、保険会社から開示された情報と格付会社が各々の方法で分析した結果を付与して決められます。保険会社の開示情報とは、保険金支払余力、予定利率、総資産、実質純資産、基礎利益、保有契約高、新契約年換算保険料などをいいます。

 

 

生命保険会社の格付けについて

 

格付会社は各々独自の評価基準を持っています。生命保険会社の格付けは、経営の質、財務リスク、その他流動性リスクをみて、発行体格付(保険金支払能力)を行います。

 

そして、格付投資情報センターは2002年からは変額年金保険の評価も行っています。経営の質は、市場での地位と競争力、事業の多角化と地域分散性、販売チャンネル状況、リスク管理体制などをいいます。財務リスクはリスク対バッファーでどれだけリスクに緩衝作用がある対策をとっているかか、三利源損益収入保険料、資産、負債構造などです。

 

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損害保険会社の格付けについて

 

損害保険会社の事業リスクは健全であり、産業上のリスクは低いという判断です。それは、国内損保市場は世界有数の巨大規模であり、大手3グループは市場の8割を席巻しています。また、自然災害のリスクはありますが再保険で分散を行っているという仕組みが有りリスクコントロールされていると見ています。

 

個人企業リスクの見方としては、生保と同じく、経営の質、財務リスク、その他の流動性リスクを見て、発行体格付(保険金支払能力)を行います。損保については、自然災害の発生による変動を伴います。従って平均値で判断をしているのです。

 

 

■格付け会社
「格付投資情報センター(R&I)」や「日本格付研究所(JCR)」{ムーディーズ・ジャパン」「スタンダード&プアーズ東京(S&P)」などがある。



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