保険関係法規の歴史について

保険関係法規の歴史について

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保険契約は国民生活と密接な関係です。国の経済にも大きな影響を及ぼすことから、国は時代に対応した規制をしいてきました。そうして、時代に即した法改正が何度も行われてきたのです。

 

保険関係法規の歴史について

 

保険契約に関する規制について

 

明治の始めころは、保険会社は他の会社と区別はなく、特に法的な規制はありませんでした。1880年代から、保険会社の乱立、過当競争から倒産も相次ぎ、民衆の保険批判が強まりました。政府も不正な保険事業取締と監督強化に乗り出し、商法の中で規定を設けたのです。法改正が行われるまでは、陸上保険と海上保険の二種類に明記されました。

 

 

保険業法の変遷とは?

 

保険事業は巨額の資金を集積し左右できます。従って、国の政策や国民に直接影響を与えるために、政府は民間保険事業に強大な監督や指導を行います。日本では1900年に保険業法が制定されました。そして1939年に全面改正されて、現行法に近い形になったのです。

 

1948年には、保険募集の取締に関する法律、1949年に外国保険事業に関する法律が制定されました。いずれも、保険契約者の利益を守り、保険事業が健全に発達することを意図したものです。

 

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保険監督法の基本法となるもの

 

保険業法は、全面改正されました。1996年施工の改正保険業法です。規制緩和と、自由化によって競争を促進させ、事業を効率化させること、経営の健全な維持をすること、そして公正な事業を運営することを目的としています。

 

更に、過去の保険業法や関連法も全面的に見直しして一本化しました。その目的は、公正な保険募集を行い、保険契約者の保護をして、生活の安定と経済の健全発展に貢献することです。この法律改正の意義は、保険会社を監督することを基本としています。

 

そのため、標準責任準備制度の導入、ソルベージ・マージン基準の導入、保険契約者保護基金の創設、生損保の子会社方式での相互参入の認可、保険募集を行うものの登録制度、保険仲立人制度、不公正・不当な募集行為禁止、クーリング・オフ制度、経営危機対応制度の整備などが規定されました。



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