生命保険募集人に関する禁止行為とは?

生命保険募集人に関する禁止行為とは?

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明治時代に保険会社が日本で初めて誕生しました。その頃から、同業他社との競争は激しく、無理な募集活動も多かったのです。法律上では、保険募集に関する禁止行為が詳細に規定されていました。

 

生命保険募集人に関する禁止行為とは?

 

虚偽や不完全な説明

 

生命保険の契約には「不完全な説明行為」という禁止事項があります。先ず、事実と異なることを告げる、次に契約の重要部分を省略する、都合のいい部分だけを説明するといったことです。

 

保険募集人は、顧客を保険にいれるために、契約者に虚偽の告知をさせることを勧めたり、告知を妨害したり、違反になることを勧める、または重要事項は告げないように進めることは禁止されています。

 

 

乗換行為や特別な利益の提供

 

契約者利益保護のために、次の行為は禁止されています。

 

  1. 新規契約(乗換)によって、不利益となる事実を告げずに既契約を消滅(解約・失効)させた後に、新契約の契約を強要する行為
  2. 新契約を前提に、既契約の消滅行為を行うこと
  3. 金品などの特別利益を与えること、あるいは約束すること、または保険料の割引・割戻
  4. 被保険者を脅す行為
  5. 職務上の権限を不当に使用して契約を強要したり、既契約を消滅すること

 

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誤解を招く表示、説明など

 

次の行為は禁止されています。

 

  1. 同じ種類の保険ではないのに、資料などを使い、同じ種類の保険と説明すること。
  2. 配当金や変額保険の保険金の将来受け取れる額を契約者に確実だと錯覚させる行為をすること。
  3. 保険会社の信用や支払能力を事実と異なる数値や資料を使ったり、正しい資料であるけれど一部のみを使って説明すること。
  4. 他の保険会社の劣っている点を不当に強調することで誹謗中傷すること。
  5. 他の保険会社を陥れることを目的に、短所を不当に強調すること。

 

 

生保と損保の合体商品

 

東京海上日動火災保険が「業界で初めて生命保険と損害保険をまとめた革新的な保険」として世に送り出したのが生損保一体型。保険の名前は「超保険」。「今までの保険の概念を超えた保険」、だから「超保険」だともPRしています。

 

今までの保険の概念から言えば、生命保険・損害保険の保障(補償)はその対象(目的)ごとに保険商品があって、契約者は必要な保障ごとに保険に加入することでリスクに備えてきました。しかしこの「超保険」では、「すべての保険を一本化し、補償のモレ、ダブリや保険料の無駄をなくしました」ということがウリで、「第3分野の保険」とはまた、別の視点で商品が開発されました。

 

従来の保険は、自動車保険や火災保険、生命保険など商品単位で保険に加入していたのに対して、「超保険」は、「商品単位」ではなく、契約者に必要な補償(保障)を1つにまとめた保険で、契約者一人ひとりのリスクを診断して、ライフプランや家族構成に合わせて設計できる仕組みになっています。保険のボーダレス化が、今後ますます進むことが予想されます。



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