保険の銀行窓販に関する法律

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金融自由化で、銀行窓口で保険の販売ができるようになりました。しかし銀行業務は非常に特殊であるためそれが原因で起こるトラブルへの「弊害防止措置」が講じられています。

 

保険の銀行窓販に関する法律

 

弊害防止措置について

 

銀行などでの保険の窓口販売(窓販:まどはん)は利用者利便の向上を目的として実施されました。銀行は、これまでも融資などを行っていて顧客には優位性を持った立場です。保険業法の第300条で定められている「優位的地位の乱用」にならないようにすることが必要です。

 

また、銀行業務から得られる顧客の情報を、保険の募集に使わないこと、が必要です。これらは銀行業務から得られる弊害で、「弊害防止」の措置が必要であると指摘されていました。そのため、銀行窓販の実施には、「弊害防止措置」が規定されているのです。

 

 

保険募集と他の銀行取引との関係とは?

 

保険窓販を銀行が行うことで起こりうる弊害は次のとおりです。

 

  1. 「優位的地位の利用」
  2. 「銀行顧客の非公開情報の保険募集への流用」
  3. 「銀行預金などとの誤認」

 

銀行は顧客に対して、保険募集で起こる取引が、銀行取引業務に影響を及ぼさないことの事前説明を義務付けられています。更に書面交付しなければなりません。また、住宅ローン返済困窮時の相談窓口についての説明義務も加わりました。

 

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保険販売対象商品の拡大に合わせる

 

その他事項としては、保険料ローンを利用して変額個人年金保険に加入するときにかかるリスクの説明義務があります。銀行など特定関係者が保険募集を行うときは、銀行の優位的地位を利用したり、この保険募集を条件に信用を供与することはあってはならない禁止事項です。

 

銀行窓販商品は拡大されてきました。それに伴う弊害措置も多くなってきています。銀行が新しく取り扱うことのできる商品は次の3つです。一時払終身保険、保険期間10年以下の平準払養老保険(法人契約を除く)、一時払養老保険です。

 

これらの保険募集に関して、他の銀行業務に支障を及ぼさない措置を講じ無ければなりません。また、融資担当の銀行員は保険募集を行わない措置も講じ無ければなりません。これらの弊害防止措置に違反した場合は行政処分の対象になります。その処置は募集人登録の取り消しや業務停止命令、あるいは業務改善命令などです。



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