保険会社の財務体質の改善

保険会社の財務体質の改善と新規参入について

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大手生命保険の各社は2005年3月期の決算で軒並み増益とし、積み増しに成功した責任準備金などによって財務体質の改善を見せています。大手4社の積み立て準備金は合計で1000億円を超えました。

 

保険会社の財務体質の改善と新規参入について

 

また、有価証券の含み益についても前年度に引き続き増益となりました。米国の格付け会社などはこのような結果を受けて日本国内の生命保険会社8社の格付け引き上げを行いました。

 

ソルベンシー・マージン比率も上昇していますし、まだ解消したとはいえないものの逆ザヤについても率で見ると減少しています。さらには個人契約の新契約数も持ち直してきており、増配も見られます。10年前と比べると、生命保険業界の景色は見違えるほどに変化しました。明治生命と安田生命が合併を行った結果明治安田生命となり、日産生命などは撤退し、業界再編が急速に進みました。

 

しかしながら、総数で見てみると1996年4月の時点で31社だった生命保険協会への加入数は2005年7月末時点では39社に増えています。このようなことが起こった背景には、大手の損害保険会社が生損保兼営禁止の規制が緩和されたために生保子会社を設立して新規に参入した事が挙げられます。また、外資系の企業の参入数が増加したことも原因の1つであると考えられています。



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