金融危機後の保険業界について

金融危機後の保険業界について記事一覧

飛躍する外資系保険会社の状況について

2004年9月の中間決済で、ついにアフラック(アメリカンファミリー生命)が個人保険契約数でトップの座に躍り出ました。現在の生命保険業界は、外資系保険会社の存在なしには語れません。急激に拡大する第3分野の市場金融ビックバンが起こったのは1998年4月。その後、金融の自由化が進んでいきます。外資系の保険...

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変革する日本の保険について

活発な証券投資や積極的な不動産投資などを背景として良好な運用実績が上がり、生命保険の予定利率が5%を超えていたのがバブル期の日本でした。その後に起きたバブル崩壊と不良債権処理、それに伴う日本銀行による金融の引き締め政策、さらには円高によって保険の予定利率を資金の運用実績が下回るという状態(逆ザヤ)が...

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相次いだ保険会社の経営破たんについて

1997年10月1日にあおば生命保険株式会社に保険契約を移転した会社をご存知でしょうか。それが1997年4月25日に破綻した「日産生命」です。実は当初、日産生命の保険契約移転に際しては、2000億円の資金援助を保険契約者保護基金から受けるということが計画されていました。この資金によって破綻の原因とな...

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保険契約者保護機構の創設について

新保険業法が1996年に施行されたことに伴って創設されたのが保険契約者保護基金です。発足の当初からこの制度については大きく2つの問題点が指摘されていました。1点目は救済会社が現れない場合にどうするのかということ、2点目は実際に破綻となった際に保険契約者の結んでいる契約がいくらまで保証されるのかが不明...

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新保険業法と生損保の相互参入について

新保険業法においては保険事業を損害保険固有分野と生命保険固有分野、そして第三分野と3つに分けてそれぞれについて規定しています。これは、保険事業についての定義が明確に記されていないといわれていた旧業法からの進歩と言えます。この新保険業法によって生命保険会社は生命保険固有部分及び第三分野の保険を担うこと...

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保険会社による経営の健全性維持への取り組み

自己資本比率という言葉を新聞やニュースなどで頻繁に耳にするかと思います。この「自己資本比率」とは証券会社や銀行などの経営状況を測る1つの指標です。一方、保険会社ではいくつかの先進諸外国の例を参考として「ソルベンシー・マージン基準」という指標を使用するようになりました。この指標では、引き受けているリス...

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新保険業法による保険会社の経営改善

保険仲立人(ほけんなかだちにん)制度が導入されたことも新業法における新たな点です。この保険仲立人制度は、別名保険ブローカー制度とも言います。保険ブローカーと言われてもピンとこないという方もいらっしゃるかもしれませんので簡単に説明すると、保険契約者と保険会社の両者の間に入って複数ある保険会社の商品の中...

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保険会社の財務体質の改善と新規参入について

大手生命保険の各社は2005年3月期の決算で軒並み増益とし、積み増しに成功した責任準備金などによって財務体質の改善を見せています。大手4社の積み立て準備金は合計で1000億円を超えました。また、有価証券の含み益についても前年度に引き続き増益となりました。米国の格付け会社などはこのような結果を受けて日...

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保険商品の独自性と新商品の開発に取り組む保険会社

昨今、消費者の死亡保障に対する見方が変わってきたと言われています。このようなことを背景として、残された遺族への保険ではなく、自らのために役立つ保険への関心が高まってきました。このために、被保険者の余命が6か月以内と診断された際のリビングニーズ特約や、急性心筋梗塞・脳卒中・ガンという三大成人病にかかっ...

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シェアを広げる第3分野の保険について

2001年に完全自由化する前は、国内の保険会社は第3分野の保険商品を扱えませんでした。外資系の保険会社の既得権益は、完全自由化まで日米保険協議によって守られていたのです。第3分野に進出する日本の大手生命保険会社日本の大手生保会社や損害保険系の生保会社も、2001年の完全自由化を皮切りに、どんどん第3...

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生保業界を震撼させた保険金不払い問題

2008年7月、大手生命保険会社10社に対して、金融庁は業務改革命令を出しました。いわゆる保険金不払い問題によるもので、保険金支払い・内部監査の体制の強化・改変を要求したのです。不払い総額は37社で968億円業務改革命令の対象になった生命保険会社を挙げてみます。2008年度は、国内生命保険会社では8...

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保険金不払いになる構図とは?

第一生命保険で不当な保険金不払いの事件が発覚した後、金融庁は国内すべての生命保険会社38社に調査命令を出しました。それは、2001年〜2005年までの延べ5年間における保険金不払い件数・金額についての調査です。結果は、生保業界全体では25万件、約290億円もの甚大なものでした。過剰に複雑化した保険商...

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日本の生保業界再建と米国大手AIGの経営危機

アメリカ発の金融危機問題は世界中に戦慄を与え、米国最大の保険会社AIGの経営危機を招きました。AIGは公的管理下に置かれ、日本での保険事業を根本的に見直すこととなります。そしてアリコは、アメリカ最大の生命保険であるメットライフに買収されました。サブプライム・ローン問題について米国のサブプライム・ロー...

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