保険会社のアクチュアリーの仕事とは?

保険会社のアクチュアリーの仕事とは?

このエントリーをはてなブックマークに追加  

保険は数理を原理としているので、確率論や統計学を元に商品開発などを行っています。そして、数理的手法を元にして問題解決を図る人をアクチュアリーと呼ばれる人たちです。

 

保険会社のアクチュアリーの仕事とは?

 

数理業務のプロフェッショナルの仕事

 

アクチュアリーという言葉の元々の意味は、ラテン語で「公務の記録員」です。17世紀にイギリスのロンドンで初めて「生命保険事業」が誕生した時に、支払いや掛金率を算出していた人達がそのように呼ばれていたとされています。彼らは、社会での死亡率を確率や統計を使い解析して、その結果を反映させたのです。

 

それ以来、アクチュアリーは様々な分野で、知識と経験や解析技術が必要とされている仕事なのです。生命保険、損害保険、年金、共済などの商品を開発したり企業の資産を運用する時には彼らの技術を用いているのです。

 

 

正社員になるには、試験に合格してから

 

アクチュアリーは現在1200人以上が正会員として登録されています。正会員は日本アクチュアリー会の「正会員」の資格を取らなくてはなりません。会が毎年実施している資格試験にすべて合格し、更にプロフェッショナリズム研修を受講することが必要です。

 

会員は、実際の現場でアクチュアリーの仕事をしながら、資格を取得しています。アクチュアリーの現場は、生命保険、損害保険、各省庁、コンサルティング会社などです。

 

スポンサーリンク

 

保険計理人と年金数理人とは?

 

保険計理人は、会社で言うと監査役です。取締役会で「保険計理人」を選出して保険数理に関与させることが義務付けられています。保険数理事項は、保険料、責任準備金、配当の算出方法等です。

 

保険計理人の仕事は、実務基準によって、毎決算期に「責任準備金が健全な保険経理によって積み立てられているか等」を確認することです。実務基準とは、日本アクチュアリー会が作成し、金融庁が認定するものです。

 

 

厚生年金基金制度では、年金数離人制度が導入されています。年金数理での責任体制を明確にして、基金の財政を健全に維持するために作られたもので厚生労働大臣が認定するものです。年金数理に関する書類が、適正であることを確認し、意見をいう事が義務付けられています。

 

その後、書類は厚生労働大臣に提出されます。保険計理人と年金数理人の資格要件の一つは、日本アクチュアリー会の正会員であることなのです。



このエントリーをはてなブックマークに追加