損保業界のビックバン

損保業界のビックバン記事一覧

日米保険協議の決着と新保険業法

1992年6月の保険審議会による報告書「新しい保険事業の在り方」の中では、新しい保険制度への切替について言及しています。少子高齢化と多様化する保険リスク、保険マーケットの拡大、さらには金融自由化・グローバル化などの環境の変化は著しい。だから早急に、保険事業を巡る経営環境に合わせる必要があるのです。保...

≫続きを読む

再び炎上する日米保険協議について

日米保険協議が再開されたのは1995年の秋、新保険業法が施行されるわずか半年前のことです。国内における大手の生命保険・損害保険が子会社を設立し、それぞれ第3分野の保険に進出しようとしました。第3分野は米国系保険会社の収益源ですから、アメリカ側が再度危機感を覚え、再協議を申し入れたのです。従前の日米合...

≫続きを読む

金融ビッグバンの根底にある思想とは?

再び始まった日米保険協議は、結局1996年秋になっても終止が打てないままでした。このような中で、日本の保険会社にはある動きがありました。国内の生命保険会社は損害保険の子会社を設立し、また損害保険会社は生命保険の子会社を設立したのです。それぞれが事業免許を取って、実際に10月から営業を開始する運びとな...

≫続きを読む

損害保険料率算定会制度の再検討について

1948年に「損害保険料率算出団体に関する法律(料団法)」が施行され、損害保険料率算定会が設立されました。そして、戦後の国内の損保市場の規範は、長い間この算定会制度でした。料団法の改編および純率算定会制度の採用日米保険協議の合意(1996年12月)により、“算定会料率”の使用義務が全廃されます。これ...

≫続きを読む

損害保険料率の自由化のあらまし

カルテル料率は、戦後の長きにわたって損害保険業界の秩序を維持してきました。カルテル料率の全廃は、業界全体に競争原理が採用されることと同時に、自由化という大打撃を与えたのです。保険料率とリスクファクターの関係本来、損害保険では、被保険者の属性によってリスクファクターが違うのが当然です。自動車保険では、...

≫続きを読む

損害保険業界再編のきっかけになった市場縮小

バブル崩壊により、さまざまな金融機関が軒並み経営の危機にさらされました。そんな中、損害保険会社業界へのダメージはさほどでもなかったと言わてれます。しかし、少子高齢化による市場自体の縮小と、金融自由化による規制緩和で競争が激しくなりました。金融自由化および規制緩和バブル崩壊後に経営が破綻したのは、損保...

≫続きを読む

保険金不払いが発覚した損害保険業界

2005年2月、金融庁の調査によって富士火災海上保険の自動車保険の特約で、適切でない支払いが発見されました。その10日後、損害保険では明治安田生命による保険金が払われていないことが判りました。払われない自動車保険2005年9月、3557件からの約1億円にもなる保険金が払われていないことが、チューリッ...

≫続きを読む

過徴収された保険料問題について

2008年5月、“保険料過徴収問題”が明るみに出ます。これは、損害保険会社が火災保険料などを取りすぎていた問題で、各社は調査結果を公表しました。総額約370億円・件数約153万件の過徴収問題保険料取り過ぎ問題で、損害保険25社が出した調査結果は次のようなものでした。保険別の内訳としては、火災保険、自...

≫続きを読む